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短編にも満たないくらい短いのをつらつら書く場所であります。更新頻度は恐らくちょうまちまち。
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・ティーンズ
・会話文オンリー
・今週号の扉絵に触発された。(扉絵ネタバレ)
・ほのぼのギャグ?
・私が楽しいだけ

「写真撮影?」
「おーう。だからアレンそのハンバーガーしまえよ」
「いいじゃないですか食べてたって。えっと、ここが僕の場所?」
「そうそう、で、オレがその隣」
「えー、ラビが隣ー…?」
「なんでそんなに嫌そうなんさお前」
「気のせいですよ」
「ソーデスカ。じゃあアレン、ポーズ決めよーぜポーズ! オレこんなんで撮るからさ!」
「わぁ、まだカメラもセットしてないのにそういうポーズしてると痛々しいですね!」
「アレンお前オレのこと嫌いなの」
「いえいえそういうわけでは。んじゃ僕適当にそれらしいポーズ決めますよ」
「とりあえずハンバーガーは食ったままなんさね」
「当たり前じゃないですか」
「ふふ、アレンくんとラビ、本当の兄弟みたい」
「あはは、神田とリナリーも本当の姉妹みたいですよ」
「……モヤシ今なんつった?」
「だから本当の姉妹みたいって」
「……姉妹っていうのは、女のきょうだいのことだよなぁ?」
「そうですよ、どうしたんですか神田、ついにそんなことまでわかんなくなっちゃったんですか」
「……一体どういう意味だ?」
「いやー神田は女の子みたいだからリナリーと並ぶとそれがよくわかるなぁって」
「無に還r」
「こら! 写真撮影前に喧嘩しないの、はい神田はここ座る!」
「……チッ、てめえ、あとで見てろよ…?」
「……アレン、おまえとユウの間に挟まれるオレの身にもなれよ、オレに災厄招来しそうでこえーんさ……」
「知りませんよそんなこと、って、わ、ティム」
「それにしてもティムも本当にでっかくなったよなー、小さかった頃が思い出せねェもん」
「僕が師匠のとこにいたときはこれくらい大きか、った、で、す、よ……」
「わーっっここで思い出すな! 今から写真だから! なっ、なっ?」
「うー……わかりました、耐えます……」
「ほら神田、そんな仏頂面で写真に写る気? せっかく私たち一番前の特等席なのよ?」
「知るか。俺は一番後ろでいい、むしろ映らなくていいから離せ」
「だーめ」
「……写真を撮られると、魂が抜けるんだ、ぞ……」
「…………え?」
「…………」
「………(気のせいかな……)」
「リナリー、カメラセットできましたよ!」
「あ、うん!」
「ぁだっ、ちょ、リナ……ッ! 何し、」
「ほら、神田も少しは愛想良くしなさい!」
「知るか! っいづづづづづ」
「……ユウがいたがってんの初めて見た」
「とかいって顔を横目に向けててもポーズ崩さないラビが痛いです」
「………もうなんでもいいさ」
「ちっ」
「え、何今の舌打ち」
「なんでも。あ、ほらみんな、カメラカメラ! 撮りますよ!」
「え、あ、……っ……。うっかり神田のほっぺたつねりながら写真に写っちゃった」
「ほらみろ」
「ユウ涙目ー」
「散れッ!」
「……それにしてもアレン、ティムの口から出てんのってケチャップだよな? な?」
「あ、これですか。これは血ですよ」
「(ピクッ)」
「何言ってんだテメェ」
「本当ですよ、ティムキャンピーは吸血鬼の血を引いてるんです」
「血を引くも何もティムには血がn……むぐ」
「だから時々血を求めて彷徨うんですよ……。大好物の、長い黒髪の成人前の男性の血を、狙って」
「……じゃ、じゃあこの血は……っ」
「そう……神田の血です」
「か、かんっ……」
「……おい、お前まさか信じてるわけじゃ」
「神田、吸血鬼に、血吸われちゃったの…?」
「………は?」
「神田も、吸血鬼になっちゃうの……?」
「お、おい、」
「あーユウがリナリーなっかしたー」
「神田がリナリーなっかしたー」
「違ェェェエェエェェエェ!!」






リナリーは演技でも良いと思います\(^〇^)/
楽しかった。

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